

マルベリーちゃん
2025年9月7日(日)に、今年も「桑」の魅力を体感できるイベント、「第4回桑の日ウェルフェス」を開催しました!

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2022年に開催した第1回目から数えて今年で4回目を迎えた桑の日イベント。

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今回は、これまで以上に食べて・遊んで・体験できる盛りだくさんの内容となりました!

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ここでは、桑の日イベント当日の様子をご紹介いたします。
目次
9月8日は桑の日!八王子は「桑の都」
昔から養蚕や織物のまちとして栄えてきた八王子は、「桑の都」と書いて「桑都(そうと)」と読む美称で呼ばれ、古くから桑とのつながりがありました。
そんな八王子を「桑」で盛り上げたい!との想いから語呂合わせで「ク」「ワ」となる9月8日を「桑の日」として、創価大学の桑の日実行員会の皆さんと一緒に毎年イベントを開催しています。
第4回「桑の日ウェルフェス」を開催!
第4回桑の日イベント開催情報
今年は、初めて「パーク壱番街通り」でイベントを実施いたしました。

日時 | 2025年9月7日(日)11時~16時 |
会場 | パーク壱番街通り |
ご後援 |
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ご協賛 |
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出品された「桑食品」をご紹介


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今年も創輝の桑の葉パウダーを使用した幅広いジャンルの桑食品がたくさん出品され、終始会場には美味しそうな香り漂いました!
ドリンクでは・・・
- 桑葉入りクラフトコーラ(ONE DAY COFFEE STAND)
- 桑の青汁、桑茶(創輝株式会社)
- 桑かき氷(株式会社ビッグキャッスル)
- 桑饅頭(Y・Mキッチン)
- 桑揚げパン、桑ジェノベーゼピザ、桑パウンドケーキ(株式会社アミテス)
- 桑マヨ焼きそば(焼きそばの小山)
- 桑味マドレーヌ(ムッシュ・マドレーヌ)
- 桑チーズケーキ、桑クッキー(ONE DAY COFFEE STAND)
- 桑タコス、桑タコスチップス(Oi!Tacos)
- 桑のワッフル(フードバンク八王子ワークス)
- 桑都ソース(八王子市教育委員会 学校給食課)
- 桑の飴、桑塩など(創輝株式会社)

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多彩な桑食品でお腹いっぱいになるまで「桑」を満喫できるのも、桑の日イベントの醍醐味ですね。
創価大学「西川ゼミ・丸田ゼミ・久米川ゼミ」の展示をご紹介
楽しみながら学べる内容として、創価大学より次の3つのゼミの活動内容をご紹介していただきました。- 文学部 西川ゼミによる「八王子今昔雙六(こんじゃくすごろく)」の配布
- 理工学部 丸田ゼミによる「八王子産酒米粉を有効利用したバイオプラスチック製品」の展示と体験
- 理工学部 久米川ゼミよりお借りした「桑に関する研究」の展示
本部・受付も担当!文学部・西川ゼミ

西川ゼミの皆さんには双六配布の配布以外にも本部・受付を担当していただき、ご来場の皆さまを温かく迎えていただきました。
ワークショップも大好評!理工学部・丸田ゼミ

また、丸田ゼミのブースでは、八王子産米を使った吟醸酒を造る過程で発生する副産物の「米粉」の有効利用として、展示以外にも「米粉バイオプラスチックのアクセサリー作り体験」を行ってくださいました。
桑研究の展示!理工学部・久米川ゼミ

昨年、多くの方が足を止めてご覧くださった久米川ゼミの学生による「桑に関する研究」の展示。
今年は、日程の都合により学生の参加が難しい状況でありながらも「桑の日イベントの為に」ということで、快く展示ポスターをお貸しくださいました。
桑の日イベントならではの体験型ブースが大盛況!
今年は展示だけでなく、ワークショップも充実! 各ブースの特色を生かした体験型のブースが人気を博しました。ワークショップの内容はコチラ!
- 桑枝フレームフラワーアレンジメント体験(プメハナ)
- 桑で染めた真綿(繭)を紡ぐ体験(長田養蚕)
- くわるん等の缶バッチ作り体験(日本遺産「桑都物語」推進協議会)
- ガチャガチャ・絵合わせゲーム(八王子市教育委員会 学校給食課)
- ミニチュアかき氷アート作り体験(ミニチュアドールハウスRUNA)
桑枝フレームフラワーアレンジメント体験
昨年も出店してくださったプメハナ様は、「桑の枝をフレームとして使い、好きなお花でアレンジするフラワーアレンジメント体験」を実施してくださいました。
特にお母様と娘さんの親子で参加される方が多く、皆さんステキなオリジナルアレンジメントを楽しんでいらっしゃいました。
桑で染めた真綿(繭)を紡ぐ体験
長田養蚕様は、東京都内で唯一養蚕を続けていらっしゃる農家さんです。
今回初めて桑の日イベントに出店してくださり、当日は八王子産の繭を使った商品やシルク製品の販売と併せて、「桑で染めた真綿(繭)を紡ぐワークショップ」を行ってくださいました。
くわるん等の缶バッチ作り体験
第1回桑の日イベントからご後援・出展してくだっている日本遺産「桑都物語」推進協議会様は、毎年大好評の「缶バッチ作り体験」を今年も開催してくださいました。
特に、桑の日公式キャラクター「くわるん」の缶バッチはとても人気で、午前中には全て無くなってしまうほど。
ガチャガチャ・絵合わせゲーム
イベントにご後援くださっている八王子市教育委員会 学校給食課様は、お子さんが楽しめる「ガチャガチャ」や「絵合わせゲーム」をご用意してくださいました。
可愛らしいお蚕さんや桑葉のイラストが描かれた絵合わせゲームや大人も心躍るガチャガチャは大人気で、スタートからイベント終了までひっきりなしにご来場の皆さまがいらしていました。

また、学校給食課様は創輝の桑葉パウダーを使用している「桑都ソース」の試食も実施。
ミニチュアかき氷アート作り体験
素敵なミニチュア雑貨を制作していらっしゃるミニチュアドールハウスRUNA様が、八王子産の繭玉で作ったオブジェなどの販売だけでなく、「ミニチュアかき氷アート作り体験」も開催してくださいました。
とても繊細な作業に苦戦しつつも、真剣にかき氷アート作りに取り組む参加者の方、また完成したミニチュアかき氷を嬉しそうにご覧になる方々の姿がとても印象的でした。
八王子の文化・歴史に触れられる製品も出品!
昔から織物産業が盛んだった八王子の歴史・文化に深く関わる八王子織物。
そんな八王子織物を広く伝えるために一つ一つ心を込めて丁寧に作られた手のひらサイズの「ピータイ」を八王子織物工業組合様よりお預かりし、西川ゼミの学生が販売を行いました。
縁日ブースやクイズゲームなども大盛況!
桑の日イベントを大いに盛り上げてくれた縁日ブースやクイズゲームも大盛況でした。イベントを盛り上げてくれたブースはコチラ!
- 縁日ブース【射的・綿あめ】(創価大学 児童文化研究部)
- バルーンアートパフォーマンス(創価大学 Soka Magician's Program)
- 会場全体を使ったクイズゲーム(創価大学 西川ゼミ)
- 多肉植物の販売、金魚すくい、スーパーボールすくい等(Vent Vert(ヴァン・ベール))
縁日ブース【射的・綿あめ】
お子さんに大人気だった射的・綿あめ体験ができる縁日ブースは、創価大学・児童文化研究部の学生が担当してくださり、遊びにいらしたお子さんたちを大いに楽しませてくださいました。
学生が盛りあげてくださったおかげもあり、「射的・綿あめ体験をしたい!」というお子さん連れのご家族でブースの前は常に行列ができていました。
バルーンアートパフォーマンス
創価大学のSoka Magician's Programの学生達がバルーンアートのパフォーマンスを披露し、イベントに来られた方々を楽しませてくださいました。
自分の好きな色と作ってほしい形(くまさんの形や剣の形など)を学生に伝えると、目の前であっという間にバルーンアートを作ってくれるので、ワクワクしながらお子さんたちが完成を待っている様子がとても微笑ましかったです。
会場全体を使ったクイズゲーム
今回の桑の日イベントをご来場の皆さまにより楽しんでもらえるように、と西川ゼミの学生が会場を使ったクイズゲームを考案してくださいました。<ゲームの内容>
- 受付でクイズの回答用紙を受け取り、「桑」や「桑都八王子」にまつわるクイズが掲示されている店舗を巡って、クイズに回答。
- 6問全てに正解すると、景品をプレゼント!

たくさんの方が参加していただけるように400枚のクイズ用紙を準備して臨んだ当日、用紙をお配りした方のうち50名でも参加してくだされば嬉しいなと思っていたのですが、想定していた人数を大きく上回り、一時は景品が足りない状況になるほどの大盛況に。
多肉植物の販売、金魚すくい、スーパーボールすくい等
今回初めて参加してくださったVent Vert(ヴァン・ベール)様は、多肉植物の販売や金魚すくい、スーパーボールすくいなどを行い、イベントを盛り上げてくださいました。
クジ引きで当たりが出たら、1匹数千円するクワガタがもらえ、クジに外れても金魚すくいかスーパーボールすくいができるということで、たくさんの方々がご来店。
3Dの立体「くわるん」がお出迎え
イベント当日、今年西川ゼミの学生により3D化された桑の日公式キャラクター「くわるん」が受付ブースなどでご来場の皆さまをお出迎えしてくれました。
立体化した「くわるん」は、コワーキングスペース八王子8beat様にアドバイスをいただきながら、Blenderという3Dソフトで制作したそうです。
主催者のお一人、西川先生にインタビュー!
今回の第4回桑の日ウェルフェスについて、主催者のお一人である創価大学文学部の西川ハンナ先生にお話を伺いました。
マルベリーちゃん
大変嬉しいことに、大盛況になりました第4回桑の日ウェルフェスですが、昨年と比べて今年はいかがでしたか?

西川先生
今年はパーク壱番街様をお借りすることで商店街様の胸をお借りしての開催ということなので、また違った展開といいますか、大勢の方に来ていただけたというところは、桑ストリートをジャックしたという、パーク壱番街さんを桑ストリートにできたというところが違いといいますか、新しい動きだったのかなと思います。

マルベリーちゃん
実際とても多くの方がイベントにいらしてくださいましたが、印象に残った方はいらっしゃいましたか?

西川先生
やはり、親子で来てくださった方が楽しみにしていただけて、それと今年は八王子市役所の福祉課さん(福祉部高齢者いきいき課)の「テクポ」というポイントを取り入れるということで、シニアの方が歩くとポイントになるというのをこちらの方でつけさせていただいたので、それを楽しみ来てくださった方もいたので、子どもからお年寄りまで楽しめるということはずっと意識していたんですけれども、今年もできたのかなと思っています。

マルベリーちゃん
最後に今後の抱負をお願いいたします。

西川先生
今日初めてお会いしたという店舗さん同士もあったということなので、桑をハブ(中核)にそこから織物であったり、繭アートであったり、色々な方たちが繋がっていき、そこに色々な人たちが入っていけるお祭り、ウェルフェスになるということを狙っていますので、ますますこういう繋がりがを広めて、まちの中でみんなが楽しめる機会を作っていけたらいいなと思っています。

マルベリーちゃん
西川先生、ありがとうございました!
他のメディアにも取り上げられました!
大変嬉しいことにイベント開催後、他のメディアでも第4回桑の日ウェルフェスについて取り上げていただきました。
第4回桑の日イベントまとめ
今回のイベントでは、ここでしか経験できない体験や様々なジャンルの桑製品が集まり、より桑を身近に感じていただける催しになったと感じました。
初めての会場ということで思わぬ出来事もありましたが、ご協力くださった皆さんのお力のおかげで無事にイベント開催することができたと思っています。
改めて、 当日ご来場いただきましたお客様をはじめ、桑の日イベントに関わってくださった全ての方々に心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
今後も「桑」を通して八王子の魅力を広めていけるよう、これからも「産・学・官」で手を取り合い、地域の活性に努めていきたいと思います。