前回の「桑の青汁の素朴な疑問編」では、桑の青汁の「飲むタイミング」や「1日に飲む回数の限度」など、インターンシップに来ていた学生たちがふと疑問に思ったことを久米川先生に解説していただきました。
今回は桑のすごいところ、特に「桑に含まれる身体に良い栄養素」について詳しくお伺いしました。
目次
前回の内容って?
まだ前回の内容をご覧になっていない方は、こちらの記事をご覧ください。身体に良い桑の葉の栄養素
インターン生
前回お聞きした「便秘に役立つ栄養素」以外に、桑の葉にはどんな成分があるのですか?
インターン生
これまで「桑」という植物が身近ではなかったので気になります。
インターン生
どんな人におすすめなのかも、ぜひ教えてください。
久米川先生
はい、わかりました。
久米川先生
桑には、体の健康をサポートしてくれる有用な成分がたくさん含まれています。
久米川先生
その中でも今回は「こんな方におすすめ!」という具体例を2つご紹介します。
育ち盛りのお子さんや中高年の女性に必要な「カルシウム」
久米川先生
まず、1つ目に「育ち盛りのお子さん」や「中高年にさしかかる女性」に桑がおすすめです。
久米川先生
その理由は、桑「創輝」の葉が牛乳に比べて約33倍もの「カルシウム」を含んでいるからです。
久米川先生
桑の葉には植物の中で唯一、カルシウムを蓄える細胞があり、そのため豊富な含有量を誇っているのです。
インターン生
そうなんですね!
久米川先生
カルシウムはお子さんの成長のために、そして、骨粗鬆症の予防のためにも大切な栄養素です。
自然食品で血圧・血糖ケアがしたい方におすすめ
久米川先生
続いておすすめしたいのは、できるだけ自然食品で血圧や血糖のケアをしたいと思っている方です。
血糖ケアで桑がおすすめの理由
久米川先生
血糖ケアで桑がおすすめの理由は、桑が持つ糖類似物質の働きです。
久米川先生
そもそも、炭水化物は分解されて「単糖」にならないと腸から吸収されないことをご存知ですか?
久米川先生
ご飯などは「デンプン」からできていますが、それが腸に来ると酵素の働きで「グルコース(単糖類)」に分解されます。
久米川先生
それを桑に含まれる「糖の類似物質」が邪魔するのです。
久米川先生
そのため、ゆっくりと消化されるので血糖値の上昇が抑えられるのです。
久米川先生
昔から「ご飯はゆっくり食べなさい」と言われることもあるけど、桑の青汁を一緒に飲めば同じ効果が期待されます。
インターン生
言われたことあります(笑)
血圧ケアで桑がおすすめの理由
久米川先生
血圧が気になる方にも、桑の葉には「排塩」に役立つ3大ミネラル「カリウム・カルシウム・マグネシウム」が豊富なため、おすすめです。
久米川先生
もちろん、桑の青汁や桑茶は薬ではないので、治療が必要な方はきちんと病院で受診してくださいね。
インターン生
桑ってすごいんですね!
インターン生
お腹に溜まるものって炭水化物が多いので、手軽に栄養も摂れて糖の吸収も抑えてくれるなんて、いいですね!
インターン生
おじいちゃん、おばあちゃんにも飲ませたいです。
インターン生
薬の飲みすぎも良くないから、勧めてみます!
まとめ
今回久米川先生がご紹介してくださった栄養成分の他にも、桑の葉には身体を健やかに保つために大切な栄養素がたくさん含まれています。
さらに、桑「創輝」は食用に開発された特別な品種のため、野菜嫌いのお子さんでも飲みやすい「美味しさ」が特徴です。
年代や性別によってお悩みは様々ですが、自然のもので手軽に栄養を補いたいという方は、1日1杯の桑の青汁から始めてみてはいかがでしょうか。