2023年9月8日(金)・9日(土)の2日間、「桑の都・八王子」で今年も桑づくしのお祭り『第2回桑の日イベント』を開催しました!
2回目となる今年は、創価大学桑の日実行員会の皆さんと一緒に準備を進め、当日を迎えました。
また、2日目からは澤井織物工場様よりお借りした簡易機織り機での織物体験も大好評。
創輝の茶葉で染めた多摩織の反物や多摩織の小物製品の展示も行っていただき、展示フロアに華を添えてくださいました。
桑で桑都八王子の町おこしを!
語呂合わせで9月8日を「桑の日」に!
かつて織物産業・養蚕業が盛んだった八王子は、「桑都(そうと)」という美称がつくほど「桑」とも馴染みが深い地域でした。そんな桑で八王子の町おこしをしよう!との思いから、語呂合わせでクワとなる9月8日を「桑の日」として、2022年に第1回目となる桑の日イベントを開催。
準備中の学生にインタビュー!
イベント開始前、会場の準備を行っている学生に、桑の日イベントに向けての意気込みなどをお聞きしました。
マルベリーちゃん
今は、どんな準備をしていたのですか?
そうですね。
たくさんお客様が来てくださっても、ちゃんと綺麗に見えるように考えて(桑の葉を切り抜いた飾りの)飾りつけをやっていました。
マルベリーちゃん
今日のイベントに向けて意気込みをお願いします!
今日は残念ながら少し雨が降っていて、ちょっとお客様(のご来場)がどうかなという部分も心配ではあるんですけども、やはり、一人一人を大切にして、というのがすごい大事だと思うのでお客様一人一人を大切にして頑張っていきたいと思います!
マルベリーちゃん
インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!
第2回桑の日イベント・ブース紹介
イベントブースその1:1階屋外会場
1階屋外ブースでは、ヨーヨーすくいやスーパーボールすくいが楽しめるキッズスペースや綿あめづくり体験もでき、さらに、桑の葉シロップをかけた桑抹茶かき氷や、桑の揚げパンの販売も行いました。イベントブースその2:1階屋内会場
1階屋内ブースでは、桑の関連商品をたくさん取り揃えました。シルクソープ体験
まず、国産シルク成分を使用したシルクソープ体験では、きめ細かな泡立ちや洗いあがりのなめらかさを体験していただきました。
丸田ゼミによる「米粉のチョコブラウニー」販売
また、創価大学理工学部の丸田ゼミの学生による米粉のチョコブラウニーの販売も実施。
しっとりとした口当たりの大変美味しいブラウニーで、両日ともに完売という人気ぶりでした。
高尾すみれ庵様「桑都焼」販売
さらに、協賛店舗様による八王子産・桑「創輝」の桑の葉パウダーを使用した商品の販売を実施しました。
高尾すみれ庵様からは桑都焼(そうとやき)を出品していただきました。
普段抹茶で作っているところ、この日は桑の葉パウダーを使用した桑都焼(そうとやき)をイベント限定品として販売してくださいました。
社会福祉法人草むら様「桑の葉まんじゅう」など販売
社会福祉法人草むら様は、道の駅などで評判の酒まんじゅうをはじめ、パッションフルーツソースや椎茸の佃煮、いちごジャムやいちごみるくの素などたくさんの商品を展開。
特に、桑の葉パウダーを使用した桑の葉まんじゅうと夢まんじゅうは、幅広い世代のお客様にお買い求めいただきました。
いちょう工房ゆぎ様「桑の葉クッキー・桑の葉マフィン」販売
社会福祉法人八王子いちょうの会のいちょう工房ゆぎ様も道の駅で売切れ必至の桑の葉クッキーと桑の葉マフィンを販売していただきました。
桑の風味がしっかり感じられる商品で、お土産にご購入される方も多くいらっしゃいました。
創輝株式会社「桑の青汁・桑の葉茶」など販売
さらに、弊社からも桑「創輝」を使用した桑の葉茶や桑の青汁、桑の飴、またイベント限定桑セットなどを販売。中でも、色々な桑商品が楽しめる桑の日セットはとても好評でした!
桑の青汁「創輝王」の試飲も実施!
また、桑の青汁「創輝王」の試飲も行い、お子さんからご年配の方までたくさんの方に桑の青汁を召し上がっていただくことができました。
イベントブースその3:5階展示フロア
5階の展示フロアでは、- ご後援をいただいた八王子市、日本遺産「桑都物語」推進協議会様のブースにて缶バッジ作り体験
- 創価大学文学部、西川ゼミによる「八王子今昔雙六」
- 理工学部の丸田ゼミによる米粉を利用したバイオプラスチック製品の展示
- 経営学部の野村ゼミが廃棄予定の生地で作ったTシャツの展示
日本遺産「桑都物語」推進協議会
西川ゼミ
丸田ゼミ
野村ゼミ
初めて機織り体験をした、という方も多くお子さんから大人の方まで楽しく体験をされていました。
他にも「協賛店スタンプラリー」などを開催!
ブース展示以外にも、- 桑の葉パウダーを使用した八王子市内の飲食店を巡る「スタンプラリー」
- ブース全部を使った「キーワード探しゲーム」
協賛店スタンプラリー
桑の日抽選会
キーワード探しゲーム
主催者のお一人にインタビュー!
桑の日イベントの主催者のお一人である創価大学文学部の西川先生にお話を伺いました。マルベリーちゃん
昨年のイベントと比べてパワーアップしたところはありますか?
西川先生
まず、今年は八王子に全国の日本遺産が集まってくる「日本遺産フェスティバル」が開催されるということで、去年も日本遺産「桑都物語」推進協議会さんが後援をしてくださいましたが、今年は八王子市からも後援をいただいての開催ということで、とても心強い形になったかと思います。
西川先生
さらに去年は(桑の)お品だけをサンプルという形で展示させていただいた桑の葉パウダーを扱うお店がですね、(今年)33店舗もご協力いただいてスタンプラリーという形になり、そしてまたこの日のために、桑の商品がいろんな形で開発されたものをこのイベントで売ることができたという中では、街中にも、そしてこのイベントの中にも幅広さ・彩りを作れたということが大きいことかなと思います。
マルベリーちゃん
桑の日イベントへの思い、また今後の展望を教えてください!
西川先生
色々とお店を回らせていただく時に(桑は)昔の話じゃないかと言われることもあったんですね。
西川先生
でも、八王子の玉ねぎのラーメンですとか、今起きているようなものは数年でぶわっとできたようなムーブメントもあると思うんですが、そう考えると桑のストーリーは、過去もっと根深く様々な展開があったはずなんですね。
西川先生
そして、今健康がとても注目されるこの世の中になって、改めて桑の食文化は見直されるべきだと思っています。
西川先生
桑の食品の豊かさ、そして使い方について改めて見直すと、まだまだその過去ではなくむしろ未来に向かって展開するものではないかなと思っていますので、よりもっといろんな形で関わりを広めたらグリーンフェスティバルみたいな形なんですけれども、もっと多くの方が楽しめるイベントになるんではないかと思っております 。
マルベリーちゃん
西川先生、ありがとうございました!