桑の青汁や桑の葉茶の原料となる桑の葉は、大きく肉厚で濃い緑色に育った「夏」が収穫の時期です。
2022年夏。今年も収穫の季節がやってきました。
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桑「創輝」の葉の収穫!
希少な桑品種「創輝」!八王子市内6件でのみ栽培
55年の研究・開発を経て誕生した桑「創輝」は、現在、八王子市内6件の農家さんの元で丹精込めて栽培されています。 製品になるために栽培されているのは、日本の中で唯一、八王子のみという限定品種です。こだわりの収穫方法
一枚一枚手摘みで収穫
桑畑を散策していると、瑞々しい桑の葉の香りが漂ってきます。 桑の葉は、手摘みで1枚1枚丁寧に収穫します。 葉柄(茎)の部分が太いので製品の品質にムラが出ないよう必ずカットします。しっかり成長した葉だけを選別して収穫
また、手間暇はかかりますが、より品質の高い製品作りのために行なっていることがあります。 それは、収穫する部分の上から約50cm程を残し、しっかり成長した葉だけを収穫すること。 この方法で行うメリットについて、創価大学の久米川先生にご説明いただきました。久米川先生
桑の木というのは、枝ごと収穫するのが一般的です。
久米川先生
しかし、桑の葉のお茶にする為には、老いた葉や収穫には早すぎる葉が混ざってしまいます。
久米川先生
そのため手間はかかりますが、このような収穫方法を採用しております。
久米川先生
この収穫方法を採用することにより、残した葉っぱから光合成によって栄養ができます。
久米川先生
この栄養が枝や木に蓄積されることによって、より栄養価の高い桑の葉を安定的に収穫することができるのが特徴です。