目次
創価大学理工学部の久米川准教授、登場！
インターン生
さて、本日は八王子市内にある、桑「創輝」の桑畑にやってきました！
インターン生
また、本日はスペシャルゲストにこの方がお越しくださっております。
久米川先生
今日はよろしくお願いします。
インターン生
創価大学理工学部の久米川先生（准教授）です。
久米川先生
こんにちは。
久米川先生
創価大学理工学部で桑の研究をしております、久米川と申します。
インターン生
先生、本日は色々と桑について教えてください。
インターン生
よろしくお願いいたします。
久米川先生
こちらこそ、よろしくお願いします。
久米川先生
ではさっそく、桑畑の中に行きましょうか。
インターン生
はい！
いざ、桑「創輝」の桑畑へ！
この日3人が訪れたのは、八王子市内で桑「創輝」を栽培している農園です。市内に6軒ある農家さんのうちの1軒にお邪魔しました。
桑は1シーズン最長で3ｍくらいまで成長
久米川先生
ほら、見てごらん！
久米川先生
枝が高くまで伸びているでしょう。桑はとっても生命力が強い植物なんです。
久米川先生
創輝は、秋の終わりごろに毎年枝を切り落とすんだけど、新芽が出てから数ヶ月でここまで成長します。
久米川先生
9月初旬には、最長で3ｍくらいの高さまで成長するんですよ。
インターン生
そうなんですね！
インターン生
桑の生命力ってとてもすごいですね！
インターン生
こんなに高くなるなんて思わなかったです！
久米川先生
そうなんですよ！
創輝の葉の形がギザギザの理由とは？
久米川先生
これ見てごらん。
久米川先生
創輝の葉は形がギザギザしているでしょう。
久米川先生
これは、創輝の親株の1つである「一ノ瀬」という品種の特徴を引き継いでいるんです。
インターン生
へぇ～そうなんですか！
インターン生
面白いですね。
研究課題①：桑「創輝」の葉が大きく育つ理由に迫る！
創輝の葉は従来品種より1.5倍大きい！？
インターン生
先生、創輝って葉っぱの形も特徴的ですが、サイズも本当に大きいんですね！
インターン生
顔よりも大きいです！
久米川先生
すごく大きいでしょう？
久米川先生
従来品種と比べると創輝の葉の方が1.5倍も大きくなるんですよ。
理由その1：3倍体品種として開発
久米川先生
その理由の１つは、創輝は染色体の数を3倍体にすることで大きく育つように開発された品種だということです。
理由その2：雄株のため葉に栄養が凝縮
久米川先生
また、桑「創輝」は雄の株で実をつけません。
久米川先生
ですから、その分栄養が葉に凝縮されて、こんなにも大きな葉に育つんです。
インターン生
なるほど！
インターン生
だからこんなに、大きく育つんですね！
研究課題②：創輝のおいしさ・栄養成分が豊富な理由に迫る！
インターン生
実際に触ってみると結構肉厚なんですね！
インターン生
それに、緑の色が濃いです！
久米川先生
いいところに気がつきましたね。
久米川先生
葉に厚みがあるのも創輝の特徴の1つです。
理由その1：桑は葉の表面にカルシウムを蓄える細胞が！
久米川先生
また、栄養素が豊富な理由には「葉」が関係しています。
久米川先生
実は、桑の葉には植物の中で唯一、葉の表面にカルシウムを蓄えるという細胞があるんです。
理由その2：うまみ成分が豊富！
久米川先生
さらに、創輝の葉には、うまみ成分である「テアニン」と「遊離アミノ酸」が豊富なんですよ！
インターン生
なるほど。
インターン生
こんな特別な桑の葉を使っているから、桑の青汁は美味しくて栄養も豊富なんですね！
自由研究まとめ
久米川先生
一通り桑畑を見てきましたが、どうでしたか？
インターン生
創輝が食用として特別に開発された桑品種なんだ、ということがよくわかりました。
久米川先生
じゃあ、汗もかいたし、最後に創輝の青汁で栄養補給して終わろうか！
インターン生
はい！！
インターン生
はい！！
久米川先生
今日は暑い中お疲れ様でした。
久米川先生
かんぱーい！
久米川先生
はぁ――！美味しい！
インターン生
美味しい―！
インターン生
美味しい―！
他にも、久米川先生が桑「創輝」について解説！
インターン生
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