大人になってから、健康診断で「血糖値に気を付けるように」と医師から言われている方は意外に多いです。 こうした日頃の食生活の見直しで「サプリメントの代わりになる」として、桑の葉茶が注目されています。 ここでは、そんな桑の葉と血糖値の関係性についてお届けします。

血糖値が高いことがなぜ問題なのか?

血糖値が高い問題点

1.脂肪を体内に蓄積しやすくなる

血糖値が急上昇することによって、インスリン過剰分泌で脂肪を体内に蓄積しやすい体になります。 この状態が何故いけないかと言うと、この悪循環な体の状態はインスリンの動きを悪くするからです。 なので、通常の時であっても血糖値を下げる為に多くのインスリン分泌が必要になります。

2.低血糖になる

血糖値が急上昇してしまうことで、インスリン過剰分泌になって、血糖値を体は下げようとします。 しかし、そのことで体内は血糖値が急降下する為に、低血糖に陥ってしまう恐れがあり、 これを血糖値スパイクと言います。 血糖値スパイクが起こると、眠気、倦怠感、頭痛、めまい、吐き気、動悸、血圧上昇などの症状が引き起こり、 最悪の場合になると意識を失ってしまうこともあります。 また、自分の感情コントロールも出来ない状態になります。 血糖値スパイクが繰り返されると、正常な膵臓の働きが行われなくなり、 さらに体の健康状態を悪化させる要因に繋がります

3.老化の原因になる

体内たんぱく質と食事摂取により糖が結合した糖化物質が体内で蓄積されると、 シミ、シワ、たるみなどの老化を促進させ、血管や骨にも悪影響を及ぼします。 糖質は、体にとって大切な栄養素ですが、実は、余分に摂取すると脂肪になったり糖化が起こったりします。

糖対策は健康管理において大事なこと

血糖値が高い方の共通点は「ミネラル」不足

日頃から血糖値が高い方、皆さんに共通することはミネラル不足です。 ミネラルは、主に野菜に含まれている栄養成分で、マンガン、クロム、リン、カリウム、亜鉛などがインスリンの糖代謝作用をサポートします。 なので、常に日頃からミネラル不足にならないよう、積極的にミネラル摂取することが大切です。 そうすることで、血糖値を下げる働きや糖尿病の症状改善が期待出来ます。

日本人の糖尿病は食生活の改善できる

日本では、糖尿病患者の約9割は2型糖尿病と言って、食べ過ぎや運動不足による肥満が原因で、インスリン分泌不足や働きが不十分になることが原因と言われています。 特に、2型糖尿病になっている方は、食生活の注意で血糖値上昇を抑えることが出来るので、日頃の食生活はとても大事になってきます。

血糖値から効く桑の葉茶!

桑の葉茶は人の体にとって嬉しい働きをしてくれる

日頃から健康に気を付けている方であれば、桑の葉と言われる素材を耳にしたことがある方もいると思います。 実は、桑の葉茶は人の体にとって、嬉しい働きをしてくれる優秀な植物です。 桑の葉とは、昔から蚕の餌として広く栽培されてきたものですが、日本最古のお茶の本である喫茶養生記に記載されていたように、 桑抽出のお茶には中風、脚気、糖尿病など、健康増進目的で飲用されていたものでもあります。

桑の葉効果は現代でも変わらない信頼度

時代変遷に伴って、桑の葉自体を目にする機会は殆どありませんが、蚕の餌の需要が減っても、健康効果は今も変わらず十分な利用価値を持っています。 桑の葉の伝承的な活用効果も、現在は、エビデンスを伴ってより信頼度のある植物として高い注目が集まっています

血糖値と糖尿病の関係性とは?

慢性的な高血糖が糖尿病の原因

血糖値とは、血中に含まれるブドウ糖濃度です。 通常、食前の値は約70~100mg/dlの範囲で、血糖値上昇で膵臓から分泌されるインスリンによりブドウ糖が細胞に取り込まれ、身体エネルギー源となって消費されていきます。 正常状態であれば、血糖値上昇を特に気にすることはありませんが、正しく機能しない場合、慢性的な高血糖が続いて糖尿病になってしまいます

環境的要因が糖尿病につながることも

高血糖状態が続くことは、血管がダメージを受けてボロボロになるので、身体で様々な合併症を引き起こす要因にもなります。 遺伝的要因もありますが、肥満や食べ過ぎなどによる、環境的要因も糖尿病に繋がる要因です。

自覚症状なく進展するケースも増加傾向

糖尿病は自覚症状がないまま進展するケースも多く、近年、糖尿病の疑いがある方は右肩上がりで推移しています。 なので、今後も続くことが予測される糖尿病リスクは、有効な予防手段になる素材が重要であり、血糖値上昇抑制効果を持つ桑の葉は正に救世主な素材となっています。

桑の葉茶に含まれている1-デオキシノジリマイシンが血糖値を下げる!

1-デオキシノジリマイシンが血糖値を下げる救世主

急激な血糖値上昇を抑制できる

桑の葉の血糖値上昇抑制効果では、桑の葉特有の成分である1-デオキシノジリマイシンが貢献しています。 1-デオキシノジリマイシンは、ブドウ糖に似た構造をしているのですが、 強力なα-グルコシダーゼ阻害作用を持っています。糖を小腸内で血液中に取り込む働きを担っており、 この働きを阻害して糖吸収を遅らさせることが出来るので、インスリンの働きは不要で、 急激な血糖値上昇を起こらせない状態にします。

桑の葉茶なら低血糖を招く心配もない

これは人の体も同様で、桑の葉の成分が体内に投与されることで血糖値上昇を抑制し、インスリン値上昇も抑制され、糖尿病予防効果が示唆されています。 糖吸収を阻害すると言うことは、「低血糖を招くのでは?」と心配される方もいるかも知れませんが、そんなことは一切ありません。 低血糖を招くこと無く、日常的な摂取には安全性も示唆されています。昨今、健康寿命の延伸が求められる中、桑の葉は現代のニーズに適した素材とも言えます。

ダイエットにも効果的

1-デオキシノジリマイシンの機能は、糖尿病効果はもちろん、ダイエットにも有効的となっています。 糖の過剰摂取は血糖値上昇が急激に起こり、インスリンの過剰分泌を招きます。 過剰なインスリンは、血中糖分を細胞へ取り込むように促進して、脂肪に変えて体内に蓄積していきます。 なので、桑の葉を摂取することで過剰なインスリン分泌を抑えるので、体脂肪が溜まりにくい体へと変えていくことが出来ます。 桑の葉の摂取だけでは、肥満解消には繋がりませんが、定期的な運動や食生活の見直しなど行いながら、桑の葉を日々摂取することによって、桑の葉の望ましい効果を得ることが出来ます。

血糖値と糖尿病の関係性とは?

桑の葉茶に悪玉コレステロール生成の抑制効果も

豊富な栄養価で注目されている桑の葉は、最近の研究によって、ケルセチンマロニルグルコシドも含まれていることが分かっています。 また、この成分があることで、1-デオキシノジリマイシンとの相乗効果も期待されています。 このケルセチンマロニルグルコシドは、コレステロール値や肝機能の改善、抗酸化作用が期待される成分で、注目度の高い成分になっています。 ある研究結果では、ケルセチンマロニルグルコシドは、悪玉コレステロールの生成を抑えるとされるフラボノイドの一種になります。 血中LDLコレステロールの低下、大動脈の動脈硬化巣の縮小など、現在も桑の効能研究が行われています。

ダイエットや糖質コントロールにも効果的

ダイエットや糖質コントロールが必要な方にも人気があり、 1-デオキシノジリマイシンとケルセチンマロニルグルコシドの相乗効果で、血糖値へのアプローチ力が高いことが期待されます。 ケルセチンマロニルグルコシドも豊富に含まれる桑の葉は、機能性素材として沢山のメディアでも取り上げられており、有効成分を壊さないよう丁寧に作られたお茶になります。

まとめ

ここでは、桑の葉と血糖値の関係性についてお届けしてきましたが、いかがでしたか? 色々なメディアで「糖対策が期待できる」と話題になっている桑の葉茶は、健康茶として大きな注目の的です。 血糖値が心配な方や、体重を気にする方の間でも広く知られており、愛用者も増加しています。 皆さんも、是非、普段飲用しているお茶を桑の葉茶に変えて、お手軽で美味しい健康ケアを始めてみませんか?
桑「創輝」が血糖値抑制に良いと言われる秘密は〇〇にあった

健康の強い味方、桑「創輝」桑の葉の特有成分について、詳しくは「桑品種 創輝のこだわり」でご紹介。

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